一期一会の世界を楽しめば、こんなにいい仕事はない
- 西田 直二郎
- 2011年入社 一宮営業所 営業係
前職及び入社のきっかけ
以前は父の代からの引き継ぎで大手百貨店の催事場の販売企画をしていました。その後6ヶ月間別のタクシー会社にお世話になり、現在の会社に入社する運びとなりました。タクシー乗務員になろうと思った動機は、まず運転が好きなこと。そして小さな頃から利用者という立場で乗車し身近に感じていたことがあげられます。
仕事で苦労したこと
前職は、よく接客講習会に参加していましたが、その経験も今の仕事にとても活きていると思います。講習会では、接客において大切なこと、たとえば目を合わす、 口角を上げる、ハキハキと大きな声で挨拶をする、など教えてもらいます。第一印象の大切さも教わりました。お客様がみえたら大きな声で挨拶をし、社内規定の接遇の言葉をきちんと言う。 すると、お客様が安心してご乗車できるということがすぐに実感できると思います。それでも新人の時には、きつく言われることもありましたね。その度に、声のトーンが暗かったのだろうか、 目的地の復唱をはっきりと言えていなかったのだろうかなどきちんと振り返り反省することを意識しました。今ではお叱りの言葉をいただくことはほとんどなくなったことが私の誇りです。
仕事のやりがい(楽しかったこと、印象深かったこと)
入社する前は、長時間街中を運転することや、いろいろな方が乗車することになるのでトラブルを起こさないだろうかなどと不安は感じていました。でも、入社してみると、 不思議とその不安は拭えましたね。たとえば、私には、以前名古屋の別のタクシー会社で働いていた時に、研修として2日間「流し」(道中でお客様を見つける営業方法) のみで営業したという経験があります。そのときは実働12時間で5回しかご乗車できませんでした。会社がとる「待機営業」(駅や待機所での乗り込みや、電話によりお迎えに伺う営業方法) の良さを誰よりも認識し、名古屋等に比べて体も楽で仕事も安定していると実感しております。
今後の抱負又は入社される方へのアドバイス
この仕事はまさに一期一会の世界であり、自分次第で、本当に楽しく有意義な時間に変えることができます。そこを楽しむことができればこんなにいい仕事はないのではないかと 私は考えております。
生まれてきた子どものためにも、一生懸命頑張りたい
- 北出 雅裕
- 2014年入社 一宮営業所 班長
前職及び入社のきっかけ
前職では棟梁として高速道路や橋の建設などに携わっていましたが、仕事中のケガが原因で腕に後遺症が少し残ってしまったため、仕事を辞めざるを得えなくなってしまいました。
1年くらいのんびり療養していましたが、女の子が生まれたことと、すでに名鉄西部交通で働いている義母からのすすめもあり、 タクシー業界に飛び込んでみようと決意しました。
仕事で苦労したこと
名鉄西部交通に入る前に持っていた私のタクシーのイメージは、
おおざっぱに運転に接客を合わせたような仕事だなという感じでした。自分は、飲食店での接客の経験や、
大きい車両の運転の経験もあったので比較的向いている職業だと自負していました。
しかし、いざやってみるとお客様をお乗せし安全運転するということは、
ものすごく気を遣う大変な仕事だなあと痛感しております。ただ、所属する班長さんにタクシーやルールについてやさしく教えてもらい、
義母から先輩と仲良くなるコツや昔のエピソードなどを聞き、なんとか自分なりの仕事の方法を確立することができましたので、今では楽しく仕事ができるようになりましたね。
仕事のやりがい(楽しかったこと、印象深かったこと)
この仕事をしていて特に印象深いことといえば、当社のお客様は年配の方も多いのですが、降車される際に「今日の運転手さんはいいね。名前は何ていうの?」と言われたり、 わざわざ私のために野菜やアメ、コーヒーなどを持ってきてくれたりしていただけることですね。馴染みのお客様とコミュニケーションをとることは、 ものすごく楽しくやりがいを感じるひとときです。
休日の過ごし方
休日は、子どもと一緒に遊ぶことが多いですね。2人目も生まれ、ちょうどハイハイをし始めたところで、 なかなか目が離せない時期ではありますが、それがまた可愛くてたまらないです。
今後の抱負又は入社される方へのアドバイス
子どものためにもこれから名鉄西部交通でしっかりと稼ぎたいと思っております。
偶然の出会いがきっかけでタクシードライバーになりました
- 川瀨 多恵子
- 2015年入社 一宮営業所 営業係
前職及び入社のきっかけ
私の前職は食品の配送販売をしている会社でした。重い商品を持ち運びしていたので体力が要求される仕事でした。60歳を超えても働き続けたいと思っていたので、
この仕事では女性には無理があると思い転職を決意しました。
そんな矢先、偶然に名鉄タクシーのドライバーさんと知り合い「名鉄グループは女性を積極的に採用し大切にしている会社です。」という話に共感しチャレンジしてみようと思いました。
仕事で苦労したこと
苦労した点は、何といっても道です。生まれ育った土地とは違う地域での活動なので、慣れるのに8ヶ月もかかりました。お客様に不快に思われない様に道順以外の雑談でコミュニケーションをとりながら運転する毎日でした。
仕事のやりがい(楽しかったこと、印象深かったこと)
コミュニケーション主旨で会話をしていると、お客様から「楽しかった」「女性で良かった」等を言われる事が多く、それが醍醐味となっていました。
また、慣れてきた時に「ええ道を教えてくれた。」と言われた時には非常に嬉しく思えました。
休日の過ごし方
私の休日は、土日の連休というのも充実感を得ている一つです。土日休みの友人が多いので趣味である旅行に一緒に出かける事が出来ます。 少しおこづかいが欲しい時には休日出勤し経済的にも充実しています。
今後の抱負又は入社される方へのアドバイス
お客様の多くは高齢者の方です。女性ならではの柔らかい対応を望まれる方が多いです。もっとこの業界に女性が進出して女性ならではの接客でお客様に喜んでいただける様になれたら良いなと思います。
健康であれば長く働ける職場です。
人生経験を活かしたトークや接客を私達と一緒に提供しませんか。
「ありがとう」を原動力に、仕事を楽しめるレベルになりたい
- 宮道 輝彦
- 2014年入社 江南営業所 営業係
前職及び入社のきっかけ
タクシー業界に入る前は、病院の事務長として長年勤め、その後介護施設で現場業務と施設長を含めて数年勤めていました。医療介護業界のやり方自体に疑問を感じるようになった
ため、少し距離をおこうと退職を決めました。
なぜタクシーを選んだのかと聞かれることも多いですが、
2種免許という資格や、いろんな経験を積むことのできる絶好の仕事だということが、私にはとても魅力的に映りました。
介護タクシーというサービスも存在すると聞いていたので、自分の医療介護経験を活かしてお客様の立場にたった接客ができるのではとも思っていましたね。
最初は名鉄西部交通のほかの営業所で働くつもりで面接を受けさせてもらいましたが、土地柄や営収などが自分の希望に近かった江南営業所を紹介されました。 当社は営業所をたくさん構えているので、それぞれに合ったところを選べるというのはすごくいいなあと感じました。
仕事のやりがい(楽しかったこと、印象深かったこと)
このエリアの土地柄なのか先輩やお客様に道を尋ねれば、みなさん本当に親切に教えていただけます。「ありがとう」という言葉を直接いただいたときには、疲れが吹き飛ぶ瞬間でもあり、
また頑張ろうという原動力にもなってます。
私は、たいてい犬山駅に待機しています。犬山自体が観光地ということもあり、
平日に地元のお客様に乗っていただくことはもちろん週末は遠方からの観光目的のお客様も多数お越しいただけるので毎日がとても新鮮ですよ。
私よりも観光目的で来られるお客様の方が、犬山について詳しいケースも多いので、美味しいお店や観光名所などを逆にお客様に教えてもらうことが楽しみの一つになりました。
これからは犬山駅周辺だけではなく扶桑、羽黒などほかの地域でも営業できるように勉強していきたいですね。
今後の抱負又は入社される方へのアドバイス
これからもっとお客様の立場になって、安心・安全な接客ができるよう、そして全てのお客様に平等で上質な接遇ができるようしっかり心掛け、 仕事を楽しんでできるよう頑張っていきたいと思います。
自分のような若い世代にこそ、タクシーは向いているのでは
- 山内 景行
- 2012年入社 津島営業所 営業係
前職及び入社のきっかけ
中学生のころに職場体験で稲沢営業所を訪れたことがあるんです。そのときに、タクシー業界の説明を受け、タクシーを身近に感じることができ、いつかはここで
働けたらいいなと思ったことですかね。職場体験のときに説明してくださった担当の方には、 入社のときに教育係として直接指導していただきました。今思うと、つくづく縁があるなあと感じています。
仕事のやりがい(楽しかったこと、印象深かったこと)
職場の仲間には、僕は年下ということもあり、息子のように可愛いがってもらっています。特にうちの班の方々は、一緒に遊びや飲みに連れていってもらう機会も多いです。
ただ、みなさんすごくお酒を飲む方ばかりなので愉快なことが多い反面、少し大変な時もありますが…。
タクシー乗務員をしていて自分が成長しているなと感じるときはたびたびありますよ。たとえば、入社当時に国府宮から春日井市までご乗車いただいたお客様がみえました。寒い時期に長い間待たせてしまったようで
、ムスッとされているかなと勝手に判断し、こちらからはあまり話しかけないようにしていました。しばらく沈黙が続いたのちにお客様の方から「運転手さんあんま
り喋らないね。」と話しかけていただいたので慌てて「長らくお待たせして申し訳ありませんでした。」と申し上げたら、「申し訳ないと思っていたのか。」とお客様の機嫌が途端に良くなって、降車されるまで楽しく会話しながら運転することができたことがありました。この出来事は、私にお客様の立場になって考え行動する
ことの大事さと、自分の発言に対する責任の重さの2つを教えてくれ、とても勉強になったのを覚えています。
今後の抱負又は入社される方へのアドバイス
僕は自分のように若い世代の人にこそ、タクシーという仕事は向いているのではないかと考えます。やればやっただけ成果がでること、コミュニケーション能力の向上、人脈の形成、仲間との出会いなど人として成長できる ことがタクシーの仕事にはたくさん詰まっています。チップをいくらいただいたかで自分の接遇のレベルを測ることというのも面白いかもしれませんね。ぜひ自分を成長させ るためのツールとして一度飛び込んでみてはいかがでしょうか。